リハビリテーション科

四肢の機能障害、関節拘縮、神経痛等に対する理学療法(物理療法)が行えます。

肩こり、腰痛等の脊椎疾患には、最新の医療機器を揃えて対応します。

 

リハビリテ-ションとは、障害を持った人を社会復帰させるための療法や訓練を意味します。

 最近では、治療医学、予防医学に続く「第三の医学」としても注目されるようになりました。

 当院では、病気・障害・加齢によって起こった機能障害を可能な限り回復させるため、専門スタッフが患者さまお一人お一人に合ったきめ細かなサポートを行います。再び、患者様らしい生活が送れるよう、理学療法(物理療法)による早期の回復を目指します。


理学療法とは?

理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。


理学療法が目指すもの

理学療法の直接的な目的は運動機能の回復にありますが、日常生活活動(ADL)の改善を図り、最終的にはQOL(生活の質)の向上をめざします。

病気、けが、高齢など何らかの原因で寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、歩くなどの動作が不自由になると、一人でトイレに行けなくなる、着替えができなくなる、食事が摂れなくなる、外出ができなくなるなどの不便が生じます。

誰しもこれらの動作をひとの手を借りず、行いたいと思うことは自然なことであり、日常生活活動の改善はQOL向上の大切な要素になります。理学療法では病気、障害があっても住み慣れた街で、自分らしく暮らしたいという思いを大切にしています。

自主トレーニングについて

 運動療法は、週に1~2回来院した時に行っただけでは、なかなか効果を得ることができません。理学療法士が作成した運動プログラムを自宅で続けることが大事です。

体調管理(体重のコントロールなど)について

心身の健康を保つには日々の体調管理が必要です。

中でも体重のコントロールは重要で、人が立っているだけで、膝や腰をはじめ下半身の各関節に体重に応じた負担がかかっているため、体重の増加が症状を悪化させることがあります。まずは食事や生活習慣の見直しにより体重を管理することが必要です。

セルフケアについて

家事や仕事で同じ姿勢を長時間とっていたり、良くない身体の使い方を繰り返していたりすると、関節や筋肉などに負担がかかり痛みやその他の症状の原因になってしまいます。

良い姿勢や動作の方法を身につける、こまめに体を動かしたり席を立つことで同じ姿勢を長時間とらないようにするなど生活の中での工夫が必要です。

当院では、患者様お一人お一人に合ったリハビリのプランでサポート致します。痛みと向き合うために、充実した設備を設け、皆様のご来院をお待ちしております。